どのミルクが一番美味しい?オーストラリアのミルクについて

シドニー生活情報
エヌコネ
エヌコネ

オーストラリアのミルクは種類が多い!

皆さんこんにちは!エヌコネ(@nconnect)です。

Whole milk (full cream milk) 、Skim milk 、Reduced fat and skinny milks 、Flavoured milkLactose-free milkなどなどオーストラリアには色々なミルクがありますよね!今回はその種類についてみなさんにシェアしたいと思います。また、日本の牛乳に近い牛乳もご紹介いたします。

スポンサーリンク

オーストラリアのミルク事情

昔は、低温殺菌された乳脂肪の処理をしていない牛乳で、搾ったままの状態で瓶につめ販売していたそうです。私も田舎育ちでよく搾りたてを飲んでいましたが、搾りたてだと美味しいですが、それを長期的に保管していたら殺菌などされていないので危ないですよね。。。

今は、ペットボトルなど容器の発達により、様々な種類がスーパーでも販売できるようになり、棚には牛乳だらけになってますよね。笑

乳製品がオーストラリアは強いことも背景にあるとは思います。

オーストラリアミルク種類

世界にミルクは22種類もあるって知ってました?その中でスーパーでよくみるミルクの種類について紹介したいと思います。脂肪含有量の異なるミルクだったり、ビタミンA、ビタミンD、ミネラルが多いミルク、フィトステロールを添加したミルク、フレーバーミルクなどがあります。どれを選ぶかは個人の好みや、食生活、アレルギーなどによっても大きく左右されるかと思います。もちろん動物性ミルク意外にも植物性ミルクもあります。

スポンサーリンク

Whole milk (Full cream milk)

オーストラリアの法律では、フルクリームミルク(全乳)には3.2%の乳脂肪が含まれていなければなりません。オーストラリアではフルクリームミルクが一般的に飲まれているミルクです。日本では3%以上の乳脂肪が含まれているものは【牛乳】として表記され、それ以下だと【成分無調整】と表記されているんです。知ってました?

Skim milk

スキムミルク(低脂肪牛乳)とは、オーストラリアの法律では、スキムミルクの乳脂肪含有量は100mlあたり0.15g(0.15%)未満でなければならないと指定されています。スキムミルクと表示されたり無脂肪乳(no fatとかfat-freeなど)と表示されることもあります。日本では、0.5%以上1.5%以下に抑えたのが「低脂肪牛乳」、0.5%未満に減らしたのが「無脂肪牛乳」なので面白いですね〜。

Reduced fat milk、Skinny milk、Low fat milk

スキムミルクと思わず見間違いしそうになるミルク。乳脂肪分を1~2%程度含むミルクで水っぽさがすくなくフルミルクに近い味を楽しめます。日本だとこれも低脂肪牛乳なので違いがあまりわからないのが正直なところ。。。脂肪分の摂取量を減らすことができるという理由で最近人気になってきているようです。

Flavoured milk

人気ですよね〜。OAKSなんかがいい例じゃないでしょうか。特にコーヒー風味のミルクは若い世代の方達が飲んでますよね。最近では、このフレーバーミルクに対してタンパク質など機能性配合をしたミルクも販売し、美味しく健康にが求められているような気がします。

Lactose-free milk

そもそもラクトース(lactose)とは?ってなりますよね。牛乳やヨーグルト、チーズに多く含まれている「乳糖」のことを指します。

ラクトースを分解できない体質の人が多く存在し、日本でも成人男女に25%もいるそうです。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢したりする人のことを乳糖不耐症とも呼ばれています。先天性の方もいれば、食生活の変化により起きることもあるそうです。

このラクトースがないミルクはそんな方におすすめです。

Organic milk

有機農法で育てられた牛を原料としたミルク。値段は確かに高かめですが、味は美味しいです。

オーガニック市場でも注目されており、最近では研究も進められ今後も期待されていたりします。

特に赤ちゃんにはオーガニックミルクを使いたい!というママさんには粉ミルクは非常に貴重なものなのではないでしょうか。

Long life milk

ロングライフミルクとは、常温で保存することができ、賞味期限が長い牛乳です。ただ、他の牛乳と同じように必須栄養素が含まれています。

ロングライフミルクの違いは、処理方法です。新鮮な(低温殺菌された)牛乳は74℃に15秒加熱されますがロングライフミルクは140℃に2秒間加熱した後、無菌包装されています。

ロングライフ牛乳の処理温度を上げることで、通常の低温殺菌牛乳に比べて細菌や耐熱性酵素が減少し、保存期間が長くなっているんです。すごいですね、、日本ではあまり見ない気がしますが最近では輸入などされている気がします。(曖昧)

大体のロングライフミルクは、6ヶ月間くらい保存できますが、開封後は冷蔵保存する必要があるのでご注意を!開封後は大体1週間以内に飲み干すことをオススメします。

植物性ミルクも豊富なオーストラリア

動物性だけではなく、植物性も豊富にありますよね。ベジタリアンの方にはもちろん、動物愛護の方々にも強い支持があります。また、健康志向の方々や環境面でも注目されており、カフェにいくと普通にオプションにあるのが当たり前のようになってきます。

Soy milk

豆乳はもう定番ですよね。タンパク質が豊富なことはもちろん、カルシウムやビタミンB12も多く含まれています。現在の研究では、大豆イソフラボンががんリスクを下げることが結果として出てきていますよね。私も昔は大好きだったのですが、今はなぜかアレルギーで飲めません😭でもコーヒーと合わせるのはボンソイが一番!

Almond milk

アーモンドミルクは実際コーヒーに入れたりすると分離して油が浮いているように見えるのが少し残念(個人的意見)ですが、カルシウムは牛乳1カップよりも50%多く含まれています。アーモンドには、脳や血液、肌に良い抗酸化物質であるビタミンEが豊富に含まれています。

個人的おすすめはBONSOY (ボンソイ)のアーモンドミルク!実はRoasted milkなんです。少し高いですが、スーパーで安くなっている時にまとめて買います。(日本で売ってるのかな・・・)

Cashew milk

カシューナッツミルクには、心臓に良い不飽和脂肪や、抗がん作用があるとされるアナカルディック酸が含まれています。また、カシューナッツにはルテインとゼアキサンチンが含まれており、目に良いとされています。

個人的には、カシューナッツが好きなのでそのまま飲んでしまいます笑

Oat milk

残念なのが、オーツミルクの中には、食感を高めるために添加物をいれていたりします。

ただ、オート麦にはβグルカンのような水溶性食物繊維が多く含まれており、血糖値を上げ、消化器系や心臓の健康にも役立ちます。オートミルクは泡立ちがよく、おいしいラテになるので個人的にもおすすめです。

その他にも

・Coconut milk(癌の発症の可能性があるとニュースでみてから飲まなくなりました)

・Hemp milk(コーヒーには合わないらしいので私は飲んだことないです。)

・Quinoa milk(あまり見ない)

・Pea Milk

など日本ではなかなか見ないミルクの種類がありますよね!

日本人の好みなミルク

Dairy Farmersは少し前までは日本のキリンがオーナーだったのですが、Baga Cheeseが権利を得ましたよね。Daily Choiceは今もキリン?なのかちょっとわからずでした。。

Bega Cheese to honour supply contracts
Bega Cheese will honour existing supply agreements.

色々な方の意見を伺うと、日本では、成分無調整が増えてきていることもあり、低脂肪牛乳(スキムミルクよりもどちらかというとスキニーミルクの方)が日本の牛乳に近いのでは?と言われています。

ただ、乳脂肪の含まれる割合でいうとフルミルクも同じなので処理の方法かなと思います。

あとオーストラリア発でシドニーに本社を置く、A2ミルクがスーパーでもよく見られるようになりましたよね。

A2 milkとは

牛乳にはタンパク質の一種であるベータカゼインが含まれているのですが、タイプがあり、A1とA2の2つのタイプとして分けられます。普段飲んでいる牛乳には、どちらも含まれるのですが、A2ミルクはA1のベータカゼインを除いた、A2のみで作られているということです。A2の方が良いタンパク質を含んでいるとのことで、上でお伝えした、乳糖不耐性の方も飲めたという声もあり、売上が爆上がりしているそうです。

私個人としてA2ミルクをオススメしています。昔から田舎育ちの私は、濃厚な味が好きなのでフルミルクを選びますが、2% Reduced Fatでもいいかもしれません。

参照

Milk - Why so many types?
Dairy Food Safety Victoria
タイトルとURLをコピーしました