2020年!日本とオーストラリアの配偶者ビザはこんなにも違う!?

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エヌコネ
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日本とオーストラリアで配偶者ビザを申請した経験を踏まえお話しします!

コロナの影響で恋人やパートナーと離れ離れになってしまった国際カップルも多いのではないでしょうか。自分がオーストラリアに行くべきか、それとも相手に日本に来てもらうか。そんな天秤をかけたくなる時もありますよね。私は実際に旦那さんに日本に一緒に移住してもらい、そしてオーストラリアのパートナービザを申請し、現在オーストラリアにいます。私が実際に経験した内容も合わせ比較してみたいと思います。

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配偶者ビザとは

結婚ビザと言われることもありますが、結婚した人だけが取得できるビザではありません。日本では、国際結婚をした人が取得できるビザとして定義されていますが、オーストラリアでは事実婚でも配偶者ビザを取得できます。

私の母は、私が結婚すると言った時、結婚すれば国籍が変わって自動的にパートナーの国に無条件で暮らせると思ってたそうです。。なので【日本人ではなくなるね。】と言われたときは呆然としました笑

と言っても私もまさか自分が国際結婚をするなんて思わなかったので、、配偶者ビザの仕組みがこんなに複雑だとは思いませんでした。。涙

この記事では、私のように、これから配偶者ビザを申請しなくてはいけない、もしくは検討している方に向けて、お届けできればなと思います!

日本の配偶者ビザ

この配偶者ビザは制限など特にありません。仕事も自由にできるし、国民保険にも加入できます。ただ、期限については様々で6ヶ月〜5年などありますが、最初は1年から始めることがほとんどのようです。私の旦那さんも最初は1年で2年目の更新時も期限は1年でした。

永住権もとれる。

日本の配偶者ビザは3年以上日本に住めば永住権を申請することができます。私の旦那さんはJRパスが取れなくなるのがいやで、永住権をとりませんでした💦(どんな理由)

オーストラリアの配偶者ビザ

パートナービザ(Partner visa)と言われ、異性・同性カップルどちらもOK。(日本では同性婚が認められてませんね。)また配偶者ビザでも様々なタイプがあります。

ビザの種類

Partner visa結婚をしている

そのなかでもオーストラリア国内申請サブクラス820/801と国外申請サブクラス309/100)で申請方法が違う

(これが私の今をややこしくさせているという・・・)

結婚をしていないが事実婚をしている方も申請が可能。*1

Prospective Marriage visa(サブクラス300)婚約をしている。

こちらはオーストラリア国外からの申請のみ

*1結婚をしなくても事実婚をしていれば配偶者ビザを申請できます。Partner visa (de facto)といって12ヶ月以上同棲していることが条件だったりします。(12ヶ月以下でも申請できるビザもあります。)

この時点でもうややこしいですよね、、サブクラスで内容違うんです。。

私が申請したビザは、Partner visa 309/100(国外申請)で、日本から国外申請しています。

オーストラリアでも永住権は取れる。

最初にビザを申請するとまずテンポラリービザというビザが認可されます。そこから書類などを提出し最終的に永住権といった流れになります。

配偶者ビザが取れるまでの流れ

日本もオーストラリアも偽装結婚が増加していることもあり、関係性を示す資料がどんどん増えているとか。オーストラリアの方がその点深刻に考えているのか次の表でわかります。。。

私たちが提出した資料

日本

基本的に書類(紙ベース)

  • 在留資格認定証明書交付申請書
  • 戸籍謄本と私の家族の住民票
  • 結婚証明書(婚姻届・Marriage certificate)
  • 質問書(二人の馴れ初め)
  • 二人が同居している証明
  • 生計や収入などの証明
  • パスポートのコピー
  • 証明写真1枚(パスポートサイズ)
  • 収入印紙

オーストラリア

基本的にオンライン

  • オンラインでの申請書:これ気が遠くなるほど長い質問があります。。過去の渡航履歴とか、馴れ初めとか、家族構成とか諸々(白目)
  • スポンサー(配偶者)の申請書*1

この申請書が終わってから、オンラインで資料を添付していきます。

  • パスポートのコピー
  • パスポートサイズの証明写真1枚
  • 戸籍謄本:翻訳必要(いくら英語が出来ても翻訳者として認められている会社やNAATIというオーストラリアの通訳資格を持っている人に翻訳してもらわなくてはなりません)
  • 犯罪経験証明書(警視庁までいきました)
  • 健康診断Referralレター(日本にはオーストラリア指定病院があります。)
  • 結婚証明書(婚姻届・Marriage certificate)
  • 申請者とスポンサーの関係が現在も続いている写真などの書類
  • パートナーとの関係があることを第三者が証明するための書類(Form888)
  • 共有している口座の記録
  • 雇用証明書(私たちはどちらも提出しました)
  • オーストラリアに来たときの渡航証明書
  • コロナ陰性証明書(念のため)

す、すごい差

* 1 スポンサーとは、配偶者もしくはパートナーであり、ビザ発給にサポートしてくれる人のことをいいます。その人自身の情報も登録する必要があります。

私たちがかかった期間

日本

入国前:1ヶ月(大使館)

入国後:1週間(入国管理局)

オーストラリア

11ヶ月目の今もまだ降りてません。(コロナの影響でそれ26ヶ月以上の人もいれば6ヶ月で取れる人も)

ここもすごい差。。旦那さんからは日本に住む申請はこんなに簡単なんだね〜と言われて、オーストラリアも簡単になればいいなと心底思いました笑(ちょっと喧嘩しました笑)

私たちがかけた費用

日本

収入印紙:4,000円

返信用封筒:404円

@交通費

合計:約4,500円

オーストラリア

申請費用:$7,715(約63万円)

翻訳費用:約15,000円

健康診断:25,300円

犯罪経歴証明書:0円(日本側)

戸籍謄本・住民票:700円くらい(多めに取ったため)

@交通費

合計:約680,000円(ざっくり)

その差なんと675,500円!!!😨💸

オーストラリアの法律はすぐに変わる。

オーストラリアは良くも悪くも法律がすぐ変わります。だからこそコロナ対策が早かったということもありますが、こっちとしては毎日追いつくのに必死です笑

そしてこれからもオーストラリアの法は変わり、ビザの内容も変わる可能性があります。値段も4年間の間で倍近く上がっているし、これから先も下がるということはなかなかないと思います。

これから変わるかもしれない法律

①スポンサー(配偶者)が事前審査に合格することが条件に追加される予定。

②英語のテストをうけることがマストになるかもしれない。

①家庭内暴力や、搾取を受けないようにするためだったり、②はオーストラリアで仕事がちゃんとできるようになるには、やはり英語が必要となってくる。ということだったり、何かあった時に対応できるような英語力が必要。ということからオーストラリア政府は動き出しているようです。

ビザを選ぶ時は

コロナ禍の中で、国際カップルは遠距離恋愛だったり、移住を考えていたりしますよね。

そんな中で、状況は様々だと思います。私は、現在オーストラリアにいますが、ビザのタイミングを間違え後悔しております。旦那さんとめっちゃ喧嘩しました。なので慎重に選んでください。

この記事で、自分がオーストラリアへ行くか、もしくはパートナーを日本に呼ぶか。ちょっと参考になればと思います。私だったら状況にもよりますが、コロナが落ち着けばきっと日本に呼びます。笑

ご参考まで〜!!

あと私が本当に尊敬する@orimemoさんのブログで、

かなり細かくわかりやすく書いてあるのでみなさんご覧ください!

international-marriage
国際恋愛からの国際結婚という大きなステップを踏むにあたっての体験談を書いています。

次回・・・オーストラリア 国外申請による罠

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いや怖いわ!と思うかもしれませんが、私の現状をお届けできればと思います。。

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